紙おしぼりを袋から出したあと、皆さん、普通に手を拭きますよね。
そのあとの紙おしぼり、どんな風に置いていますか?
布おしぼりなら、くるくるっと丸めてトレーに置いておくとか、おしぼりが入っていた袋の上に、はみ出さないようたたんで置くとか、いろいろとマナーがありますが、紙おしぼりの場合はおしぼりトレーが付いてくることはまずありませんし、袋も小さいことが多いので、その上には乗せづらいですよね。
結論から言えば、紙おしぼりであっても、ビニールの大きな面を裂いてしまわないよう、なるべく丁寧に袋をやぶって、その上に丁寧にたたみ、または丸めて置いておくのが美しくスマートです。
たたんだり丸めたりする時に、汚れた面を内側にするのも、布おしぼりを使用する際のマナーと変わりません。
よくある間違いとしては、以下のものが多いようですね。
- 使用済みの紙おしぼりを袋に戻す。
→一度袋から出したものは元に戻さなくても大丈夫です。 - 汚れものだし、自分が出したゴミだから持ち帰る。
→紙おしぼりの提供はお店側からのサービスですから、置いたままでも問題なし。 - 店員さんが片付けやすいよう、空いた食器の中に入れておく。
→食器の中に汚れた紙おしぼりや紙ナプキンなどを入れておくのはマナー違反です。別のところにまとめて置いておきましょう。
提供された紙おしぼりの袋があまりにも小さすぎる場合は、袋をおなか側から開け、やぶれないよう丁寧に開いて、その上に乗せるようにしても良いみたいですね。