暑い夏に外出先で涼をとる方法として、真っ先に思いつくのは、冷たい飲み物とおしぼりでしょう。
おしぼりで肌に冷たさを感じさせるだけでなく、見た目でも涼を感じさせると、心地よさがアップします。
夏にお客様をお迎えするときはぜひ、「涼」を意識しておしぼりをお出ししませんか。
色や小物で涼を演出
布おしぼりの色を変えて、涼を演出するのはいかがでしょうか。
ブルーをはじめとする寒色系のタオルは、大変涼やかなイメージです。
淡いブルーは清潔感があり、インディゴならアジアンテイストで夏の演出ができます。
またてぬぐい素材のおしぼりはいかがでしょうか。
金魚や風鈴など、和風に夏をイメージさせる絵柄もステキですね。
さらにおしぼりを乗せる「おしぼり受け」も、夏のイメージで選びましょう。
竹でできたものや、竹かごのおしぼり受けは、和風な涼しさを演出します。
メタルやガラス素材も夏らしくてステキです。特に琉球ガラスのような気泡が入ったガラス素材は、夏にはぴったりです。
ガラスが割れやすくて管理が難しいようであれば、アクリル素材はいかがでしょう。
チープ感が出ないよう、透明感にはこだわりましょう。
色がついているものもありますので、透明感のあるグレーのおしぼり受けと、白のおしぼりを組み合わせて、モノトーンに仕上げても涼しげです。
作り方で涼を演出
夏のおしぼりは冷たさが命です。
湿らせたおしぼりを、夏に最適な「5℃」に冷やしておくだけでも、もちろん気持ちがいいです。
さらにおしぼりを凍らせ、ほどよく解凍してお出しすると、酷暑のときには気が利いていますね。
なんと、瞬間的に凍結することができる商品があります。
穴の開いた本体のスティックに、軽く湿らせたおしぼりを巻きつけて、ガスボンベ状の冷却材をプシュっと注入します。
すると穴からおしぼり中に冷却ガスが放出され、1秒で「冷え冷え」に、2秒で「カチカチ」に凍ったおしぼりが完成します。
通常、冷凍庫で1時間程度かかる作業が、瞬間的にでき上がりますので、急なお客様には大変に便利です。
打ち身や発熱のときなど、自分の冷却用にも使用できますね。