手元にストックがあると、何かと便利な紙おしぼり。
手を拭いたり口元を拭いたり、テーブル回りをササッと掃除したり。使い道はいろいろありますよね。
そんな紙おしぼりを自作できたらいいな、なんて思ったことはありませんか?
自作紙おしぼりについて、ちょっと考えてみました。
まず最初に、紙おしぼりについておさらい
『紙おしぼり』には、食事の前に手を清潔にして、食中毒を防ぐという目的があります。
そのため、殺菌剤としてインフルエンザウィルスなどに効果のある『消毒用エタノール』、ノロウィルスなどに効果のある『次亜塩素酸ナトリウム』が使われていることが多いんですよね。
特に『次亜塩素酸ナトリウム』は、多くのウィルスに効果を発揮する強い消毒薬です。
なのですが、体への毒性もあり、取り扱いの際には換気をしっかりする必要が。消毒用エタノールよりも肌荒れが強く起こるので、肌の弱い人は注意が必要です。
また、濃度を適切に調節しないと効果がなく、普通のご家庭では取り扱いがちょっと難しい薬品となっています。
自作紙おしぼりの作り方
紙おしぼりを自作するための材料
さて、本題に入りますね。
紙おしぼりを自作するために必要なものは、以下の通り。
- キッチンペーパーorペーパータオル
- 精製水
- 消毒用アルコールor次亜塩素酸ナトリウム(ミルトンやピューラックスなど)
- 密封容器(袋タイプor角型食品保存容器)
ドラッグストアなどで簡単に手に入るもので作れる感じですね。
紙おしぼりを作る
作り方自体はとても簡単。
まずは、消毒用エタノールを精製水で60~70%程度に希釈したものか、次亜塩素酸ナトリウムの水溶液を作り(ミルトンなら20倍希釈ですね)、そこに好みのサイズ・厚みのキッチンペーパーやキッチンタオルを浸して、角型の密封容器に入れて保存します。
これで終わり。
持ち運びたいときは、ジップタイプのビニール袋を使用します。
ただ、あまり長持ちはしないので、必要分を毎日作る形になりそうです。
自作紙おしぼりってコスパ的にはどうなの?
必要な時にその都度作る手間や、ペーパータオルや次亜塩素酸ナトリウム、消毒用アルコールを購入するコストを考えると、やはり市販されている紙おしぼりを買う方がコスパは良さそうですね。
市販の紙おしぼりには、色柄付きのものや、厚手だったり薄手だったり、サイズも色々と展開されています。用途によって選びやすくなっていますから、選ぶ楽しさもあっておすすめですよ。