1日のおしぼりの消費量はどれくらいなのだろうか?日本中の飲食店のからカウントするだけでも、かなりの量を想像できる。
東日本おしぼり協同組合、という組合があるようで、そこのサイトを拝見すると、関東一都六県で一日に貸しおしぼりの出荷数は800万人だそうだ。全国おしぼり協同組合連合会もある。
さらに、紙おしぼりの消費量は年間で29億枚にのぼるというデータも確認できた。これを365日で割ってみると、1日の消費量はざっくりと80万枚にものぼる。ティッシュほどではないが、かなりの消費量だ。ここでは、特別エコにしよう、と注意喚起するつもりもないが、改めて我々は毎日知らず知らずのうちにかなりの量のおしぼりを消費しているのだなあ、とこの数字から実感する。
多種多様なおしぼり企業の台頭
前述した、日本おしぼり協同組合連合会には11組合223社が集結している。
それだけでなく、昔からの個人経営の会社やITを活かしたネット販売まで、おしぼり業界は今元気だ。
大きく分けると、レンタルと販売の区分だ。おしぼりだけでなく、介護用品とセットでレンタルしたり、カラオケ店がフードサービスと抱き合わせで販売するパターンもある。この激しい競争の中で、みなどの業者を選ぶのだろうか?
1つは、昔からの付き合いで長く利用しているという方がいらっしゃる。次には、学校などの団体で営業で契約しておろしているパターン。
そして、最近多いのはインターネットでWEBサイトを見て業者を決めるパターン。WEBサイトでは様々な商品の特徴や価格が確認できる。
価格も大切だが、元々おもてなしに使われるおしぼりなので、品質や形状、そして肌触りもこだわりたい。