画像提供:一般社団法人 日本衛生材料工業連合会
紙おしぼりの入っている袋を見ると、上の画像のようなマークが付いていることがありますよね。
「これは何のマーク?」と常々疑問に思っていた方もいらっしゃるかもしれません。
実はこちら『WWマーク』と言って、一般社団法人『日本衛生材料工業連合会』の下部組織『日本清浄紙綿類工業会』が自主的に定めている品質基準合格マークなんです。
マークに描かれている『WW』は『ウェットワイパー』の略で、ウエットティッシュや紙おしぼり、お手ふきなどを指しています。
このマークが付いた紙おしぼりやウェットティッシュは「外観・性状」「ホルムアルデヒド」「一般生菌数」など6項目の厳しい品質検査を受けて合格したものなので、安全性が高く安心して使用できる、というわけなんですね。
『日本衛生材料工業連合会』とは、昭和25年(1950年)に設立された、「衛生材料・衛生用品の品質向上を図り、国民保健の向上に寄与することを目的とする」団体。
正会員は177社、賛助会員は31社で、衛生用品を製造する多くのメーカーがこちらの団体に所属しています。
上記のWWマークは、会員になっているメーカーの製品のみに付けらるものとなっています。
ちなみに、殺菌・洗浄してリユースする布おしぼりの品質基準合格マークはこちら。
画像提供:愛知県リースおしぼり協同組合
そのものズバリ『衛生マーク』です。
おしぼりが入っている袋に印刷されているのを見たことがある人も多いのでは。
レストランやカフェで紙おしぼりや布おしぼりを提供された際は、WWマークや衛生マークをぜひチェックしてみてくださいね。